
「お母さん!もっと色ペンが欲しい!買って!」
小学4年生の我が子が、急にノート作りにこだわり始めました。
授業で大事なところを色分けして、見やすく、かわいく、きれいにまとめたいらしいのです。
小学校も高学年にさしかかると、周りのお友達が魅力的な文房具を持ち始め、誘惑にかられます。
最初は、
「ノートを丁寧に書くのは良いことだよね」
と思っていたのですが、見ているうちに少し気になることが出てきました。
どうも我が子、
“勉強”より“ノートを完成させること”に夢中になっている気がするのです。
今回は、
「子どものカラーペン欲しい問題」と、
「ノート作りが目的化してしまう問題」
について、親として感じたことを書いてみます。
我が子がカラーペンを欲しがる理由
子供曰く、
- 大事なところを目立たせたい
- あとで見返しやすくしたい
- 先生みたいなノートを書きたい
- 友達も使っている
とのこと。
確かに、色分けされたノートって見やすいんですよね。
しかも今の文房具って本当にかわいい。
昔より色も豊富だし、淡いカラーも多いし、
「集めたくなる気持ち」はすごくわかる。
我が子はもともとお絵描きが好きなので、
“ノートを書く”というより、
“ノートをデザインする”感覚に近いのかもしれません。
でも、だんだん気になってきた

問題はここからでした。
- 色選びに時間がかかる
- 線を引き直す
- 少しでも失敗すると気になる
- 書き終わるまで内容が頭に入っていない
という様子が増えてきたんです。
見ていて、
「あれ?これって勉強してるのかな?」
と思う瞬間がちらほら出てきたんです。
もちろん、丁寧にまとめること自体は悪くない。
でも、
“理解するためのノート”
ではなく、
“完成度の高いノート”
を作ることが目的になっているように感じました。
ノートは「作品」じゃなく「道具」
親として難しいのが、
本人はちゃんと真面目にやっているところ。
遊んでいるわけではないんですよね。
むしろ一生懸命。
だからこそ、
「それ意味ある?」
と否定すると、やる気も削いでしまいそうで難しい。
ただ、私自身、
ノートって本来は「覚えるための道具」だと思っています。
多少ぐちゃっとしていても、
自分が理解できていればOK。
むしろ、
考えながら書いた跡が残っているノートの方が、
後で見返した時に記憶に残っていたりする。
大人でも、
「手帳デコにハマって、予定管理がおろそかになる」
みたいなこと、ありますよね(笑)
我が家で決めたこと
今のところ、我が家ではこんな感じにしています。
色は増やしすぎない
カラーペンを無限に増やすと、
選択肢が増えて、そちらに意識を持っていかれやすい。
なので、
- 赤
- 青
- 緑
くらいの最低限にしています。
- 「大事=赤」
- 「補足=青」
くらいのシンプルさの方が、
結局見やすい気もします。
「きれい」より「理解できた?」を聞く
ノートを見た時も、
「上手に書けたね!」
だけではなく、
- 「今日は何を勉強したの?」
- 「ここってどういう意味?」
と、中身の方を聞くようにしています。
とはいえ、否定はしたくない
ただ、
“きれいに書きたい”
という気持ち自体は悪いことではないと思っています。
好きだから続くこともあるし、
文房具で勉強のモチベーションが上がることもある。
特に小学生って、
「楽しい」が勉強の入口だったりするんですよね。
だから完全禁止ではなく、
- 勉強が止まらない範囲で
- 本来の目的を忘れない範囲で
うまく付き合っていけたらいいな、と思っています。
まとめ
小4の「カラーペン欲しい問題」。
最初は微笑ましく見ていたけれど、
気づけば“ノート作りそのもの”が目的化していました。
でもこれ、
子どもだけじゃなく、大人にもある話かもしれません。
「きれいにやること」
と
「目的を達成すること」
似ているようで、意外と違う。
親としては、
勉強を嫌いにならない程度に、
でも“本来の目的”も見失わないよう、
ちょうどいい距離感を探しているところです。
おまけ
気づけば筆箱とは別にペンケースまで増えていました。
数える気にはなれないのですが…
おそらく100本以上はあるのではないかと…