生命保険は、一度加入するとそのままになりがちではないでしょうか。
我が家も約10年前、子どもが生まれたことをきっかけに生命保険へ加入しました。
しかし最近、家計を見直す中で「今の我が家には保障が多すぎるかもしれない」と考えるようになりました。
もちろん、保険が悪かったわけではありません。
10年前と今では、家族の状況や家計の前提条件が大きく変わっていたのです。
今回は、我が家が生命保険の見直しを考えた理由をまとめます。
- 保険に加入した10年前の我が家
- 10年経って変わったライフスタイル
- 保険を見直す前に確認したこと
- 保険だけを見ても、本当に必要な保障額は分からなかった
- 我が家の保障を洗い出してみた
- 保険の見直しを考えた理由
- 我が家は「貯める」と「備える」を分けて考えた
- 保険は「入ること」より「見直すこと」が大切
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保険に加入した10年前の我が家

当時、上の子はまだ0歳でした。
子どもが生まれると、「もしものことがあったら家族はどうなるんだろう」と考える機会が増えますよね。
ちょうどその頃、夫の勤務先で無料のFP相談を利用できることを知り、ライフプランを作成してもらいました。
当時の我が家は、今とは状況が大きく違っていました。
- 投資には興味がなく、資産形成といえば保険という時代
- マンション暮らしで、住宅ローンはまだ組んでいなかった
- 将来どんな家を建てるか分からず、住宅ローンは4,000万円程度を想定
- 夫は転職前で、福利厚生も現在とは違っていた
- 私の収入はゼロになる前提
- 子ども2人とも私立高校・私立大学へ進学する想定
かなり厳しめのライフプランだったと思います。
ただ、当時は子育て中の主婦が安定した仕事に就くのは簡単ではないと感じていました。
「最悪のケースも十分あり得る」と考えていたからこそ、その前提で保険に加入したのです。
今振り返っても、当時の判断が間違っていたとは思っていません。
10年経って変わったライフスタイル
10年経つと、家族の状況は大きく変わりました。
| 10年前 | 現在 |
|---|---|
| 子ども0歳 | 小学生2人 |
| 資産はほとんどない | NISAなどで資産形成 |
| 住宅購入前 | 住宅ローン・団信加入 |
| 転職前 | 勤務先の死亡保障あり |
| 教育費は未知数 | ある程度見通しが立った |
こうして並べてみると、変わったのは保険ではなく、我が家の前提条件でした。
だからこそ、加入当時は必要だった保障でも、今も同じだけ必要とは限らないのだと気付きました。
保険を見直す前に確認したこと
保険を見直すなら、まずは今の状況を整理することが大切です。
我が家でも、次の項目を一つずつ確認しました。
- 子どもの年齢は加入当時と比べてどう変わったか
- 住宅ローンを組み、団信に加入しているか
- 転職によって福利厚生や死亡保障は変わったか
- NISAや預貯金など、資産形成は進んでいるか
- 必要保障額を最近計算したか
加入した当時のまま思い込んでいることが、意外と多いものです。
保険だけを見ても、本当に必要な保障額は分からなかった
実際に確認してみると、我が家にはさまざまな「備え」がありました。
- 遺族年金
- 勤務先の死亡保障
- 団体保険
- 住宅ローンの団体信用生命保険(団信)
- NISA
- 預貯金
- 教育資金
ゲームで例えるなら、装備品はたくさん持っている状態です。
ただ、装備品を並べただけでは、自分たちの「防御力」は分かりません。
つまり、生命保険だけを見ても、本当に必要な保障額は判断できなかったのです。
我が家の保障を洗い出してみた
そこで現在ある保障を整理してみました。
- 死亡保険金
- 個人年金保険
- 学資保険2本
- 労働組合の死亡保障
- がん保障付き団信
- NISA
- iDeCo
こうして一覧にすると、「保険」だけではなく、資産や制度も家族を支える存在になっていることが分かりました。
保険の見直しを考えた理由
我が家には、毎年まとまった保険料を支払っている生命保険があります。
家計への影響も決して小さくありません。
一方で、現在はNISAという資産形成の選択肢があります。
もちろん、保険と投資は役割が違います。
それでも夫婦で話し合った結果、
「今の我が家なら、その保険料をNISAで運用した方が柔軟に使えるのではないか」
という考えにたどり着きました。
ただし、加入している保険は満期前です。
解約すると、支払った保険料がそのまま戻ってくるわけではありません。
いわゆる「損をするかもしれない」という気持ちもあり、解約には大きな勇気が必要でした。
我が家は「貯める」と「備える」を分けて考えた
今回見直して感じたのは、生命保険には大きく分けて2つの役割があるということでした。
- お金を貯める(資産形成)
- 万一に備える(保障)
以前はこの2つを一つの保険商品でカバーしていました。
しかし現在は状況が変わっています。
貯める役割はNISAへ
10年前は投資という選択肢がほとんどありませんでした。
しかし現在は新NISAが始まり、長期で資産形成しやすい環境が整っています。
我が家では、資産形成はNISAを中心に考えることにしました。
備える役割は掛け捨て保険へ
一方で、万一への備えは必要です。
そこで勤務先の団体保険を確認したところ、以前より保険料を抑えながら、保障内容も充実した内容に変更できそうでした。
つまり、
「保障をなくした」のではなく、
必要な保障だけを、より効率よく持つ形へ見直した
というのが我が家の結論です。
保険は「入ること」より「見直すこと」が大切
今回改めて感じたのは、10年前の判断は決して間違っていなかったということです。
ただ、10年も経てば家族構成も資産も制度も変わります。
その変化に合わせて保障を見直すことは、家族を守るための大切なメンテナンスなのだと思いました。
もし生命保険に加入してから何年も見直していないなら、一度現在の家計や保障を整理してみるだけでも、新しい発見があるかもしれません。
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