「レモンの木を玄関に置いてみたい」
以前から、そんなちょっとした憧れがありました。
でも、レモンの木って意外と高いんですよね。
ホームセンターで見かけるレモンの苗は、私が見た限りでは3000円くらいするものが多く、「いつか買ってみたいな」と思いつつ、なかなか手が出ませんでした。
そんなある日、ホームセンターで見つけたのが、500円のレモンの苗。
「安い!」
……と思ったのですが、よく見ると、
葉っぱが一枚もありません。
枝もほとんどなく、ほぼ幹だけ。
普通なら「枯れてるんじゃない?」と思うところです。
それでも、私はなぜか気になってしまいました。
「500円で売っているってことは、まだ復活する可能性があるってことなのかな?」
「実験だと思えば、500円は安いかも」
そんな気持ちで、500円のレモンの木を購入してみることにしました。
今回は、葉っぱも枝もない状態だったレモンの苗を育てたら、本当に復活したのか、その経過を記録してみます。
- 葉っぱのないレモンの木を500円で購入
- レモンの苗を40Lのポットに植えて育てる
- 4月のレモンの木は葉っぱが出ない
- 5月下旬、レモンの木に新芽が出た!
- 6月、レモンの木に葉っぱが開き始めた!
- レモンの木を育て始めたらアゲハの幼虫がやってきた
- 6月中旬、台風対策でレモンの木を支える
- 7月は毎朝レモンの葉をチェック
- 8月、レモンの木は葉っぱが生い茂るまで復活
- レモンの木にコナジラミが大量発生
- 意外とハエトリリボンが活躍
- 葉っぱのない500円のレモンの木は本当に復活した
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葉っぱのないレモンの木を500円で購入
ホームセンターには、500円で売られているレモンの苗が2本ありました。
どちらを買うか、かなり悩みました。
1本は、
- 枝も葉もない
- 幹はまっすぐ
- 幹が緑色
という状態。
もう1本は、
- 枝がたくさんある
- でも幹がグネグネしている
- ところどころ茶色くなっている
という状態でした。

どちらも「元気いっぱいのレモンの苗」とは、とても言えません。
最終的に私が選んだのは、葉っぱも枝もないけれど、幹がまっすぐで緑色の苗。
「こっちのほうが、まだ生きていそう」
という、かなり素人っぽい判断です(笑)。
相場3000円くらいのレモンの木が500円。
しかも、ほぼ幹だけ。
これはもう、ある意味「実験」です。
もし復活したらラッキー。
ダメだったとしても、500円なら勉強代として諦められる。
そんな気持ちで購入しました。
レモンの苗を40Lのポットに植えて育てる
せっかく買ったので、鉢も用意しました。
購入したのは40Lの大きなポット。
さらに、果樹用の土も購入しました。
購入したのは3月中旬。
この時期はまだ夜になると0℃くらいまで気温が下がることもありました。
「こんな状態のレモンの木を、いきなり外に置いて大丈夫なのかな……」
と少し心配でしたが、そのまま外で育てることにしました。
置き場所は南側の庭。
日当たりはかなり良く、午後には西日も当たります。
レモンは日当たりの良い場所がいいと聞いていたものの、
「さすがに日当たりが良すぎるかな?」
という心配もありました。
ただ、結果的には特に問題ありませんでした。
肥料について調べてみると、新芽が動き始めてから与えるのがよさそうだったので、最初は肥料を与えず、水だけで様子を見ることにしました。
水やりは、土が乾いたらたっぷり。
それ以外は、ほぼ放置です。
果たして、この500円のレモンの木は生きているのでしょうか。
4月のレモンの木は葉っぱが出ない
4月上旬。
まだ何の変化もありません。
葉っぱが出る気配もありません。
「やっぱりダメだったのかな……」
と思いつつも、もう少し待ってみることにしました。
そして4月下旬。
やっぱり、何も出ません。
葉っぱどころか、新芽らしきものもほとんど見えません。
購入したときから、見た目はほぼ変わっていません。
それでも、幹が緑色だったことを思い出し、
「まだ生きている……はず」
と信じて、そのまま水やりを続けました。
5月下旬、レモンの木に新芽が出た!
そして5月下旬。
毎日のように様子を見ていたところ……
ん?
何か出ている。
よく見ると、幹のところどころに小さな芽が出ています。

やばい。
ポツポツと新芽が出始めました!
「生きてた!」
500円で買った、ほぼ幹だけのレモンの木。
どうやら、本当に生きていたようです。
4月になっても、5月になっても変化がなかったので、正直もうダメなのかと思っていました。
それだけに、新芽を見つけたときはかなりうれしかったです。
6月、レモンの木に葉っぱが開き始めた!
さらに6月上旬。
今度は、新芽がどんどん成長してきました。
そして……
葉っぱが開き始めました!

3月に買ったときは葉っぱが一枚もなかったのに。
4月もほとんど変化なし。
5月下旬になって、ようやく小さな芽。
そこから少しずつ葉っぱが開き始めました。
これはかなり感動します。
「500円のレモンの木、復活した!」
と、ここでようやく実感しました。
新芽が動き始めたので、このタイミングで果樹用の肥料も与えました。
レモンの木を育て始めたらアゲハの幼虫がやってきた
ところが、葉っぱが増えて喜んでいたのも束の間。
今度は別の問題が発生しました。
アゲハチョウです。
葉っぱを確認していると、アゲハチョウの卵を発見。
さらに、葉っぱを食べているアゲハの幼虫も2匹見つけました。
「レモンの木にはアゲハが来る」とは聞いていましたが、本当に来るんですね。
まだ葉っぱが少ない状態だったので、
「今、食べられたら困る!」
ということで、かわいそうではありますが、卵も幼虫もすべて取り除くことにしました。
さらに、オルトランも使用。
復活したばかりのレモンの木を守るため、害虫との戦いが始まりました。
6月中旬、台風対策でレモンの木を支える
6月中旬には台風が接近。
葉っぱが増えてきたとはいえ、まだまだ細いレモンの木です。
強風で倒れてしまったら大変なので、支柱を立てて支えることにしました。
3月にはほぼ幹だけだったのに、少しずつ「木」らしくなってきました。
こうして成長していく様子を毎日見ていると、植物を育てるのもなかなか面白いものです。
7月は毎朝レモンの葉をチェック
7月になると、レモンの葉っぱもかなり増えてきました。
ただし、油断はできません。
毎朝、レモンの葉っぱを確認します。
目的はもちろん、
アゲハの卵がないかチェックするため。
見つけたら、その都度取り除きます。
レモンを育てているのか、アゲハの卵を探しているのか、よく分からなくなってきました(笑)。
でも、葉っぱが少ない苗を復活させたばかりなので、できるだけ葉っぱを守りたい。
そんな気持ちで、毎朝チェックを続けました。
8月、レモンの木は葉っぱが生い茂るまで復活
そして8月。
ついに、レモンの木はこんな状態になりました。

ちゃんと葉っぱが生い茂っています。
3月に買ったときは、葉っぱが一枚もなかったのに。

こうして並べてみると、かなり変わりました。
「本当に復活するのかな?」
と思いながら育てていましたが、ここまで葉っぱが増えるとは思っていませんでした。
500円の苗、なかなか侮れません。
レモンの木にコナジラミが大量発生
……ただし。
順調に育っていると思ったら、8月になって新たな問題が発生しました。
今度はコナジラミです。

葉っぱをよく見ると、大量に発生しています。
せっかく葉っぱが増えたのに、今度はコナジラミ。
手元にあった殺虫剤を使ってみましたが、あまり効果があるようには感じません。
「オルトランを追加で使おうかな……」
と悩みつつ、とりあえず水をかけて追い払うことに。
その後、急いでベニカナチュラルスプレーを購入しました。
「ナチュラルって書いてあるし、なんとなく安心」
という、これまた素人丸出しの理由で(笑)、葉っぱの裏側を中心にしっかりスプレー。
レモンの木を育てるって、思っていたより大変です。
葉っぱがないと心配。
葉っぱが出たらうれしい。
葉っぱが増えたら、今度はアゲハとコナジラミ。
なかなか平和には育てさせてもらえません。
意外とハエトリリボンが活躍

実は、以前「シマダ商事ハエトリリボンタイプ 」を購入したんですが、使う機会があまりなくてしばらく保管していたんです。
少し調べてみたら、コナジラミって黄色に反応して近寄ってくるそう。
試しに「シマダ商事ハエトリリボンタイプ」をぶら下げてみたところ、結構くっついていました(笑)
黄色ではなく、黄土色なんですけどね。
とはいえ、ちゃんとした黄色い虫取りシートをぶら下げたほうが安心です。
葉っぱのない500円のレモンの木は本当に復活した
ということで、今回の結果。
葉っぱのないレモンの木は、無事に復活しました。
3月中旬に購入したときは、葉っぱも枝もない状態。
4月はほとんど変化なし。
5月下旬になって新芽が出始め、6月には葉っぱが開き、8月には葉っぱがかなり生い茂りました。
最初は、
「これ、本当に生きてるのかな?」
と思っていた500円のレモンの木。
「実験だと思えば500円は安い」
くらいの気持ちで購入したのですが、今ではかなり愛着があります。
今年は、さすがに実がなるところまでは期待していません。
でも、ここまで葉っぱが増えてくれたなら十分です。
そして、来年はもしかしたら……
レモンが実るかもしれません。
まあ、その前にアゲハとコナジラミとの戦いに勝たなければいけませんが(笑)。
500円のレモンの木が、来年どこまで成長するのか。
これからも様子を見ていきたいと思います。

