「サンタクロースって、いつまで来るんだろう?」
子どもが小学生になると、こんなことを考える親御さんも増えてくるのではないでしょうか。
我が家では、子どもが小学1年生になったタイミングで、サンタクロースからプレゼントが届くという設定をやめました。
現在は、
「欲しいものがあったら、11月末までに言ってね。お母さんが買ってくるから」
というシステムです。
プレゼントを用意するのは、サンタクロースではなく、お父さんかお母さん。
かなり現実的なクリスマスです(笑)。
ただ、子どもたちはまだ「サンタクロース」という存在を完全には手放していません。
友達の家にはサンタさんが来たという話を聞いてきたり、「幼稚園のときは、うちにもサンタさんが来てくれてたの?」と聞いてきたり。
そんなとき、私はあえて全部の答えを明かさないようにしています。
今回は、我が家が早めに「サンタクロース設定」を終わらせた理由と、それでも子どもの夢を壊したくないと思っている今の我が家のクリスマスについて書いてみます。
- 我が家では「サンタさんにお願いする方式」をやめました
- 小学1年生になったとき「もうサンタは来ません」と宣言
- なぜ我が家はサンタ設定をやめたのか
- とはいえ、子どもの夢を壊したいわけではない
- 「幼稚園のときは、うちにもサンタさん来てくれてたの?」
- もし「やっぱりお父さんとお母さんだったの?」と聞かれたら
- サンタクロースを信じていた時間も、親にとって大切な思い出
- 「サンタクロースはいつまで?」に正解はない
- おわりに
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我が家では「サンタさんにお願いする方式」をやめました
我が家のクリスマスプレゼントは、現在こんなルールです。
「欲しいものがあるなら、11月末までに教えてね。お母さんが買ってくるから」
とてもシンプルです。
サンタクロースに手紙を書く必要もありません。
12月24日の夜に、親がこっそりプレゼントを用意する必要もありません。
欲しいものを本人から聞いて、親が購入します。
もちろん、クリスマス当日にプレゼントを渡すこと自体は変わりません。
ただし、プレゼントを持ってくるのはサンタクロースではありません。
お父さんかお母さんです。
我が家では、子どもが小学1年生になったときに、このシステムに変更しました。
小学1年生になったとき「もうサンタは来ません」と宣言
我が家では、子どもが小学1年生になった時点で、かなりあっさり伝えました。
「もうこの家にはサンタは来ません」
と。
理由も説明しました。
- 「サンタさんは忙しいから、小さい子や、特別にプレゼントが必要な子のところを優先しているんだって」
- 「もう小さくないし、特別貧しいわけでもないから、うちはもうサンタさんに来てもらわなくて大丈夫です」
- 「これからはクリスマスプレゼントは、お父さんかお母さんが用意するね」
- 「他の家は知らないからね。よその家にはサンタさんが来るかもしれないけど、うちはもう『サンタさんは来なくて大丈夫です』って言ってあるからね」
こんな感じで伝えました。
今考えると、なかなか独特な説明ですよね(笑)。
でも、これが我が家なりの「サンタクロースとの卒業」でした。
なぜ我が家はサンタ設定をやめたのか
そもそも、私がサンタクロース設定をやめようと思ったのは、子どもが大きくなってから苦しくなると思ったからです。
小さいうちは、
「サンタさんに何をお願いする?」
で済みます。
でも、子どもが成長すると、いろいろなことが分かるようになります。
友達同士でクリスマスプレゼントの話もするでしょう。
- 「○○ちゃんはゲームをもらった」
- 「△△ちゃんはこれをもらった」
- 「サンタさんに○万円のものをお願いした」
なんて話になることもあるかもしれません。
親としても、
- 「今年は何をお願いすることにしよう?」
- 「どうやって隠そう?」
- 「いつ買いに行こう?」
- 「プレゼントが大きすぎて隠せない!」
など、だんだん大変になっていきそうです。
そして何より、子どもが「本当はサンタなんていないんじゃない?」と疑い始めたときに、親が必死になって設定を守り続けることになる。
私は、それがちょっと苦しいなと思いました。
だったら最初から、
「クリスマスは親がプレゼントを用意するイベント」
にしてしまえばいい。
そう考えたのです。
とはいえ、子どもの夢を壊したいわけではない
ただ、ここが少し複雑なところです。
私はサンタクロースという存在を完全に否定したいわけではありません。
子どもがサンタさんを信じている姿は、やっぱりかわいい。
クリスマスの時期に、
- 「サンタさん来るかな?」
- 「○○ちゃんの家にはサンタさんが来たんだって!」
などと話しているのを見ると、
「まだ信じてるんだな」
と思います。
我が家ではもうサンタさんは来ないことになっているのに(笑)。
そして、本人が薄々気づいているような、気づいていないような。
その曖昧な状態も、私は別に悪くないと思っています。
「もうサンタなんていないよ」
と無理に現実を突きつける必要もない。
かといって、親が全力で嘘をつき続ける必要もない。
その間くらいでいいんじゃないかな、と思っています。
「幼稚園のときは、うちにもサンタさん来てくれてたの?」

そんな我が家で、ある日こんな質問をされました。
「私が幼稚園のときは、うちにもサンタさん来てくれてたの?」
私は一瞬考えて、
「サンタって忙しいからね。お父さんやお母さんが手伝ってたよ」
と答えました。
そして、
「……これをどう考えるかは、あなたに任せる」
と付け加えました。
我ながら、かなり逃げた答えです(笑)。
でも、今の私はこれでいいと思っています。
「サンタクロースはいません。全部お父さんとお母さんがやっていました」
と断言することもできました。
逆に、
「もちろんサンタさんが来てくれたんだよ!」
と、最後まで設定を守ることもできました。
でも、そのどちらでもなく、
「どうだったんだろうね?」
という余白を残しておきました。
子ども自身が「もしかして……」と考える時間も、悪くないと思ったからです。
もし「やっぱりお父さんとお母さんだったの?」と聞かれたら
もしこれから子どもに、
「もしかして、サンタさんってお父さんとお母さんだったの?」
と聞かれたら。
そのときは、たぶん正直に話します。
「あのとき、急いで布団に入って、すぐに寝たふりをして……」
「みんなが寝たあとに、こっそりプレゼントを置いたんだよ」
と。
そして、
「お父さんとお母さんも、すごく楽しかったよ」
と話したいと思っています。
子どもを騙していた、という話にはしたくありません。
家族でクリスマスを楽しむために、親も一緒になってサンタクロースを演じていた。
私は、そんなふうに伝えたいです。
サンタクロースを信じていた時間も、親にとって大切な思い出
子どもが小さいころは、クリスマスの夜にプレゼントを用意することも「親の仕事」だと思っていました。
でも、振り返ってみれば、それも親にとっての楽しい思い出です。
子どもが喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選んだり、
「朝起きたらどんな顔をするかな」
と考えたり。
サンタクロースを信じていた子どもの時間だけではなく、サンタクロースを演じていた親の時間も、クリスマスの思い出なのだと思います。
だから、いつか子どもが完全に「サンタクロースの正体」に気づいたとしても、
「騙されていた!」
ではなく、
「お父さんとお母さん、あの頃頑張ってたんだな」
くらいに思ってもらえたら十分です。
「サンタクロースはいつまで?」に正解はない
サンタクロースをいつまで信じさせるのか。
何歳で真実を伝えるのか。
我が家のように、小学生になったタイミングで親がプレゼントを用意する家庭もあれば、小学校高学年になってもサンタクロースが来る家庭もあるでしょう。
どちらが正しいというものでもないと思います。
我が家は、私自身が「この先、サンタ設定を続けるのは大変そう」と感じたので、早めにシステム変更しました。
でも、それでクリスマスがつまらなくなったわけではありません。
欲しいものを11月末までに教えてもらって、親がプレゼントを用意する。
そしてクリスマスには、家族で楽しむ。
それだけでも十分クリスマスらしい時間になります。
そして、子どもがまだサンタクロースを信じたいなら、無理にその気持ちまで取り上げなくてもいい。
「本当のところは、あなたがどう思う?」
くらいの余白を残しておく。
今の我が家は、そんなクリスマスです。
おわりに
「サンタクロースって、いつまで来るんだろう?」
子どもが大きくなるにつれて、親も少しずつ考えるようになるテーマですよね。
我が家では、小学1年生からサンタクロース設定をやめました。
でも、だからといって「サンタなんていない」と子どもの夢を壊したいわけではありません。
小さいころにサンタクロースを信じていたことも。
親がこっそりプレゼントを用意していたことも。
どちらも、家族にとってのクリスマスの思い出です。
いつか子どもがすべてを理解したとき、
「実はお父さんとお母さんがやってたんだよ」
と笑いながら話せたら、それでいい。
サンタクロースを信じていた時間も、サンタクロースを演じていた時間も、どちらも大切な思い出になっていくのだと思っています。