子どもの習い事って、やめるタイミングが難しいですよね。
特に英会話は、「小さいうちから続けたほうがいい」「英語は継続が大切」と言われることも多いので、親としても簡単にはやめにくい習い事のひとつだと思います。
我が家の子どもも、小学1年生の秋頃から英会話教室に通い始めました。
週1回、約50分。
それから小学3年生まで、約2年半通いました。
本人は教室を嫌がっていたわけではありません。
むしろ、毎週楽しそうに通っていました。
ただ、ある頃から私は、
「これって、本当に身についているのかな?」
と思うようになりました。
そして小学3年生の年度末、教室から「来年度も続けますか?」と意向を聞かれたとき、我が家は「やめる」という判断をしました。
今回は、なぜ英会話をやめることにしたのか、そして「これまでの経験は無駄にならないのか」「小学校の英語だけで大丈夫なのか」など、親として悩んだことをまとめます。
- 小1の秋から英会話をスタート
- 小3になっても、家庭学習がなかなかできない
- 英会話教室には行きたい。でも、英語を学びたいわけではなかった
- 「楽しいなら続ければいい」とは思えなかった
- 「これまで続けたのだから、もったいない」という気持ちもあった
- 英会話をやめても、これまでの経験がゼロになるわけではない
- 小学校の英語の授業だけで十分なの?
- 「続けるか、やめるか」は、子どもの姿を見る
- 習い事は「子どもが楽しい」だけで決めなくてもいい
- 小3の年度末、英会話をやめることにしました
- 最後に
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小1の秋から英会話をスタート

我が家の子どもが英会話を始めたのは、小学1年生の秋頃です。
自分から「○○ちゃんが英語習ってるんだって!私も行きたい!」と言い出したためです。
週1回、約50分のレッスン。
月謝は8,000円。
さらに、毎年テキスト代として15,000円ほどかかっていました。
英語は、できれば小さいうちから触れさせておきたい。
そんな気持ちもあって、英会話教室に通わせることにしました。
当時は、「週1回でも続けていれば、少しずつ英語が身についていくのかな」と考えていました。
実際、子どもは英会話教室を嫌がりませんでした。
毎週、普通に通っていました。
小3になっても、家庭学習がなかなかできない
ところが、英会話を続けていく中で、ひとつ気になっていたことがあります。
それが、家庭学習です。
毎週、次のレッスンまでに教室から書き取りの宿題が出されていました。
「次のレッスンまでにやっておこうね」と言われているものです。
ところが、これがなかなかできません。
学校の宿題もあります。
他のこともあります。
その中で英会話の書き取りまでやろうとすると、どうしても後回しになってしまいます。
そして、本人にもあまりやる気がありません。
結局、書き取りをやらないまま英会話教室へ行くことも珍しくありませんでした。
もちろん、親としては、
「せっかく月謝を払っているんだから、宿題くらいやろうよ」
と思います。
でも、何度言ってもなかなか続きません。
そこで、ふと考えるようになりました。
「そもそも、この子は英語を学びたいと思っているのかな?」
英会話教室には行きたい。でも、英語を学びたいわけではなかった
よくよく子どもの様子を見ていると、ひとつのことに気づきました。
子どもは、英会話教室そのものを嫌がっているわけではありません。
むしろ、
「英会話には行きたい」
と言います。
でも、その理由を考えてみると、
「友達に会えるから」
という部分がかなり大きかったのです。
つまり、
- 「英語をもっと話せるようになりたい」
- 「英語を勉強したい」
という気持ちから通っているわけではありませんでした。
- 英会話教室に行けば友達に会える。
- 先生とも会える。
- 楽しい時間を過ごせる。
- だから行きたい。
それ自体は、悪いことではありません。
友達と楽しく過ごすことも、子どもにとって大切な時間です。
でも、ここで親として引っかかりました。
「この子が今、英会話教室に通う目的と、親が月8,000円を払う目的が一致していないのでは?」
と。
「楽しいなら続ければいい」とは思えなかった
「子どもが楽しんでいるなら、習い事は続けさせてあげればいい」
という考え方もあると思います。
私も、それは一理あると思います。
習い事を通して友達ができることもありますし、楽しく通える場所があることは、それだけで価値があります。
ただ、我が家の場合は、そこに毎月8,000円を払っています。
さらにテキスト代もかかります。
そして、英会話教室からは「次のレッスンまでに書き取りをする」という課題も出されています。
でも本人は、その課題をやり遂げたいとは思っていない。
英語を学ぶために通いたいわけでもない。
それなら、
「この8,000円は、何に対して払っているんだろう?」
と考えてしまいました。
もちろん、友達に会うことには価値があります。
でも、それが主な目的なら、
「それなら英会話教室である必要はないのでは?」
と思ったのです。
極端な言い方をすれば、
月8,000円払って友達に会うだけなら、学校でやってくれればいいよ。
これが、私の正直な気持ちでした。
「これまで続けたのだから、もったいない」という気持ちもあった
とはいえ、すぐに「やめよう」と決められたわけではありません。
小1の秋から小3まで。
約2年半です。
ここまで続けたのだから、
「今やめたら、これまでやってきたことがもったいないのでは?」
という気持ちもありました。
せっかく英語に触れてきたのに。
せっかくここまで続けてきたのに。
今やめたら、全部なくなってしまうのではないか。
そんなふうにも考えました。
でも、よく考えてみると、
「今まで続けたから、これからも続けなければならない」という理由にはならないんですよね。
これまでの経験が無駄になることと、これからも続けることは、別の話です。
英会話をやめても、これまでの経験がゼロになるわけではない
英会話教室をやめることにしたとき、もうひとつ気になったのが、
「これまでの英語経験が無駄にならないかな?」
ということでした。
でも、私は今では、それほど心配しなくてもいいと思っています。
小1から小3まで、定期的に英語を聞く時間があったこと。
先生と英語でやり取りしたこと。
英語の歌や発音に触れたこと。
そうした経験が、退会した瞬間に消えてしまうわけではありません。
もちろん、英会話教室をやめれば、英語に触れる時間は減ります。
だからといって、
「英会話教室をやめる=今までの2年間が無駄」
ではありません。
むしろ、今まで英語に触れてきたからこそ、これから必要になったときに、また英語を始めるという選択肢もあります。
小学校の英語の授業だけで十分なの?
では、英会話教室をやめたら、英語は小学校の授業だけでいいのでしょうか。
ここは、私自身もまだ考えているところです。
小学校でも英語の授業があります。
そのため、英語との接点が完全になくなるわけではありません。
ただ、「学校の授業だけで英語をペラペラ話せるようになる」とは思っていません。
だからといって、今の子どもに「英語をもっと勉強しなさい」と家庭学習を増やすのも違う気がします。
なぜなら、今の時点で本人が英語を学びたいと思っていないからです。
そこで私は、
英会話教室をやめることと、英語を完全にやめることは分けて考えよう
と思っています。
小学校の授業で英語に触れる。
もし本人が興味を持ったら、市販の教材を使ってみる。
英語の動画や絵本など、本人が楽しめる方法で英語に触れる。
必要になったときに、また英会話教室や別のサービスを検討する。
今は、それくらいでもいいのではないかと思っています。
「続けるか、やめるか」は、子どもの姿を見る
今回、英会話をやめると決めるまでに、私が一番考えたのは、
「子どもは、本当は何を目的に通っているんだろう?」
ということでした。
習い事を続けるか迷ったとき、
「本人が楽しんでいるか」
だけを見るのではなく、
その習い事で何をしたいのか
を見てみると、判断しやすくなるかもしれません。
例えば、
- その習い事そのものが好きなのか
- 友達に会えるから好きなのか
- 上達したいという気持ちがあるのか
- 家庭学習にも取り組もうとしているのか
- 「もっとできるようになりたい」と本人が思っているのか
- 習い事の時間を負担に感じていないか
などです。
もちろん、すべて当てはまる必要はありません。
「友達に会えるから」という理由だけでも、子どもにとっては十分な楽しみなのかもしれません。
ただ、それを親が「習い事としてお金を払う価値がある」と考えるかどうかは、また別の問題です。
習い事は「子どもが楽しい」だけで決めなくてもいい
今回、私は少し極端なことを考えました。
子どもが楽しい。
だから続ける。
それだけで決めるなら、習い事はいくらでも増えてしまいます。
習い事には、
- お金
- 時間
- 送迎
- 家庭学習
- 親のサポート
など、家庭側の負担もあります。
だから、
「子どもが楽しいか」
と同時に、
「その時間とお金を使って、我が家は何を得たいのか」
を考えてもいいのではないでしょうか。
我が家の場合は、そこを考えた結果、
「今の状態で英会話教室を続ける必要はない」
という結論になりました。
小3の年度末、英会話をやめることにしました
そして、小学3年生の年度末。
教室から、来年度も続けるかどうかの意向を聞かれました。
我が家の答えは、
「やめます」
でした。
子どもが英会話教室を嫌いになったからではありません。
英語が嫌いになったからでもありません。
先生や友達が嫌だったわけでもありません。
むしろ、最後まで楽しく通っていました。
それでも、やめることにしました。
理由は、
「続けたい気持ち」と「英会話を学ぶために必要なことをやり遂げる気持ち」のバランスが取れていなかったから。
そして何より、
「この子が今、英会話教室に通う目的と、親が月8,000円を払う目的が一致していない」
と感じたからです。
最後に
英会話は、続ければ続けるほどいい。
子どもが楽しんでいるなら、やめないほうがいい。
そう考えていた時期もありました。
でも今回、子どもの様子を改めて見て、
「今、この子にとって英会話教室は何のためにあるんだろう?」
と考えたことで、やめるという選択肢が見えてきました。
英会話をやめたからといって、これまでの経験がなくなるわけではありません。
そして、今後また英語をやりたいと思う時期が来たら、そのときに始めればいい。
習い事は、一度始めたら「続けること」が正解とは限りません。
子どもの気持ちと、親がその習い事に求めているもの。
その2つが今も一致しているのか。
ときどき立ち止まって考えてみることも、習い事を続けるためには大切なのかもしれません。
我が家は今回、その答えが「やめる」でした。
それでも、小1の秋から小3まで英語に触れてきた時間まで否定するつもりはありません。
これからは、子どもがまた「英語をやってみたい」と思ったときに、そのときの年齢や興味に合った方法を選んでいこうと思っています。